今回は、これまで考えて作ったカードゲームを他の人に試してもらい、感想を聞いて改善する会です。
早速、ダビンチボックスの春川先生に入ってもらい、いっしょに遊んでもらいます。
ウケました!
春川先生には、やりながら説明していきます。説明の仕方も大事。わかりやすく、期待値を下げないで伝えられるかな?
シンプルな遊び方なのですぐに理解できたようです。でも、いざ名前をつけるときに少し戸惑います。ちょっと難しいのかな…
遊び終わり、感想を聞いてみました。
- 面白い!
- 名前もいいが、一言言うのもいいかも
貴重なアドバイス。一言の方が、すんなりと案が出やすいのかな。ということは、言葉が出やすい方法を考えた方が良さそうです。
改善しよう
コンセプトは良さそうなので、方向性は変えずに細部を調整します。
- カードの形
- 一言を出やすくするには?
- パッケージ
- 説明書
一言を出しやすくするアイデア出し
感情がわかるカードを別に作って、合計3枚で1セットにする案
上になるカードの一部を切って、感情のカードをそこに置く、というアイデア。感情がわかれば、セリフも出やすいのでは、というもの。たしかに面白そう。ただ、カードが3枚になってしまいます。手は二本しかないので、3枚いっぺんに返せないという課題と、2枚が3枚になることでカードの整理が面倒になるという課題が。私の経験上、カードの種類は極力少なくした方がよいので、そこはアドバイスします。
上のカードにセリフを入れる吹き出しを入れる案
こうすると、カードの種類を増やさずに、セリフも出やすくなりそう。でも感情はどうする?
そこで早速アイデアが。吹き出しに、感情のマークを1つ入れればいいし、吹き出しの形も感情によって変えればもっとわかりやすい。なるほど! それいいですね!
カードの形
カードは上下2種類ですが、それを整理する手間をなるべく減らしたい。そこで、上下の形を変えたらどうか、という案が。
こんなアイデアが出ました。(ホントにアイデア出しが速くてすごくて多い!)
印刷コストは上がりますが、試してみる価値はありそう。
ここで時間になりました。
次回は、さらにブラッシュアップしたカードを作って遊んでみます!
アイデア出しのコツ
子どもも大人も変わらず、ブレストするときはとにかくアイデアをたくさん出すという流れを止めないようにしましょう。そのためには、どんなアイデアも否定しない、というのがとても大事。ネガティブなフィードバックは、アイデア出しの段階では絶対にしないという雰囲気作りを。もう一つ、いいアイデアには素直に「良い」と評価すること。子どもをうまく乗せてあげることで、どんどんアイデアが出る空気になりますから、当然良いアイデアも多くなります。聞き漏らさず、メモってあげたりすると良いですね。