今日は、みんながそれぞれケーキ屋さんになって仕入れと販売を体験するワークショップの続きです。
前回、ケーキのスポンジとトッピング部分の仕入れを行い、自分だけのオリジナルケーキに色付けをしたので、
今回は作ったケーキを宣伝するための広告作りをします。
Mac先生から、広告の中身についてお題が出ました。
・ケーキの名前
・どんな特徴か
・値段
さぁ、「このケーキ、欲しい!」とお客さんに思ってもらえるような広告はできるでしょうか?
みんなの様子を見ていると、ケーキの名前や特徴についてはパッと思いつくようです。
でも、難しいのは値段の決め方です。
このケーキは、大きなホールケーキの上に、小さいカップケーキがのっていて、とっても豪華です。
さらに、ピカチュウやイーブイの砂糖菓子もトッピングされているので、
仕入れにかかったお金は…
・ケーキのスポンジ 100円
・カップケーキのスポンジ 30円
・ピカチュウの砂糖 100円
・イーブイの砂糖 100円
・トッピング部分 30円
なので、合計360円。
そして、お客さんに売るときの金額は、仕入れにかかった金額よりも高くないと利益が出ません。
今は250円と設定しているので、変える必要がありますね^^
(もちろんこのままでもいいですが、お店は赤字!)
この考え方、1年生の子にはちょっと難しいようでしたが、
「いくらなら損しないかな?」と一緒に考えてみたら、みんな値段の調整ができていました。
そして中には、消費者心理をガッツリ突いてくるツワモノたちも…!
あえて、値引き前の金額とそれを二重線で消した過程を残して、お得感が感じられる広告にする子や、
「高い値段にした方が、おいしいケーキだと思って買ってくれるんじゃない?」と発言する子。
すごい! 私が普段ついつい買ってしまうときの条件そのものです笑
低学年の子たちの試行錯誤に、かなりびっくりさせられた回でした^^;
次回は、完成したケーキと広告を持って、
実際にお店屋さんとお客さんになってみます。
一生懸命考えたケーキが売れるといいですね!